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プラチナとは

結婚指輪にも良く使用される白い輝きを放つプラチナの用途は、大きく分けて工業用と宝飾用の2つに大別されます。
世界最大のプラチナ消費国家日本では、国内総需要のおよそ40%が宝飾用として使用されており、特にプラチナ好きの国民と言えるでしょう。プラチナも金同様、化学的に非常に安定している事から触媒として自動車の排気ガスの浄化や、フルート・電極・るつぼと多方面で活躍しています。
日本では宝飾用としてですが、世界的に見ればプラチナは工業用として約62%が使用されており、医療・バイオ・化学と多方面で活躍しています。また、地球環境を支える最先端技術にも利用されており、21世紀の産業には不可欠な資源として需要が高まって来ています。
これまでに採掘されたプラチナは約4720トンと金の1/34という少なさで、貴金属の中でも特に希少性があります。最近の相場では2008年6月に7,589円まで上昇しました。プラチナの市場規模は金よりも小さい為世界経済・社会情勢の動向によって爆発的に価格が変動することもあります。現物資産としての価値に加え、投資としても魅力のある貴金属といえるでしょう。

プラチナの歴史

遡ること紀元前700年頃、エジプトの女性神官シェペヌペットの墓から出土した小箱で、「テーベの小箱」と呼ばれるものが現存する最古のプラチナ製品としてルーブル美術館に収蔵されています。
10世紀頃では既に高度な精錬技術があり、純度80%以上の装身具としても利用されていたと言われています。当時の精錬技術ではプラチナを溶かす事は出来ず、大量に破棄されるということもありました。
何千年もの間その価値が見出されることも無く、1700年代にコロンビアのピント川で白い金属を発見し「ピント川の小さな銀」と呼ばれ、今のプラチナとなるのです。

プラチナの希少価値

「プラチナとは」でも説明した通り金に比べ非常に産出量も少なく、主要産出国も南アフリカ・ロシア・カナダの3カ国しかありません。さらに原鉱石のプラチナ含有量もごく僅かで約3gの製品を作るだけでも1トンもの原鉱石が必要となります。 ここまでお話しただけでもプラチナの希少性というものが分かると思います。
プラチナ自体全金属中最も安定かつ劣化することが無い為、ほぼ永遠に触媒として利用可能です。プラチナこそまさに我々人類には重要不可欠な金属かもしれません。 用途別のシェアは自動車触媒39%・宝飾品37%・投資用・1%・石油精製2%・ガラス5%・電気3%・化学5%・その他8%とかなり多方面で使用されております。
現在では自動車の触媒としてプラチナよりも安いパラジウムが使用できる事が判明し、世界中の自動車メーカーがパラジウムを買いに走りました。当然、パラジウムが高騰。さらに追い打ちをかけるように世界のパラジウム産出国第2位のロシアが国外に出し渋りをした為、プラチナよりも高騰したこともあります。そうなれば自動車メーカーは挙ってプラチナを買いに走り、今度はプラチナさえも高騰という状態にもなりました。
特に、最近ではプラチナの割金に使っているパラジウムが高騰し、プラチナよりも高くなってしまい、つられてプラチナまでもが値上がっています。

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